インストール(1) - 実行に必要なものたち一式の入手とインストール

WindowsXPにて動作させる場合のインストール方法を記載します。（この手順や組み合わせは唯一無二のものではありません。）

Ruby on Railsを動作させるには、通常次のものが必要になります。

1. Ruby
2. Rails
3. なんらかのデータベース
4. なんらかのWebサーバ

このうち、RubyとRailsについては選択の余地はないのですが、DBとWebサーバは選択の余地があります。今回はもっとも簡単そうな（というか、調べていて最初に行き当たった）、InstantRailsを導入することにしました。
手順は以下のとおり。

• InstantRailsとは：
  • Ruby, Rails, Apache, MySQLがセットになったもの。
  • チュートリアル cookbook もついている。
  • RubyGemもついているので、あとでGemによるインストールもできる。（たぶん）
• 入手先：http://instantrails.rubyforge.org/wiki/wiki.pl
• ここからダウンロードしたファイルを、適当なディレクトリに展開するだけでよい。
  • すでに、ApacheまたはMySQLをインストールしている場合は、それらを停止してから作業すること。
• InstantRails.exeを起動する。
  • 初回起動時には、「Regenerate configuration files?」と聞かれる。
  • これにOKと答えると配置場所にあわせて設定ファイルが自動生成される。（よってOK推奨）
  • IISなど、ほかのWebサーバがすでにある場合は、ポートがかぶらないように自動生成してくれる（ようだ）。
• RubyとMySQLの実行プログラムにパスを通す。
  • 環境変数のPATHに、上記で展開したディレクトリ配下のRubyとMySQLのパスを登録する。
    • 展開したディレクトリ\ruby\bin
    • 展開したディレクトリ\mysql\bin